今日は、フランス・イタリアの旅の続きをご紹介したいと思います。
後半編は、南フランスです。
ParisからTGVで2時間半でAvingonに到着。
ぜひ訪れたい民宿のような小さなお宿がありました。
バルコニーからはローマ法王教皇庁が見えるという素敵なロケーションにある
A'lombre du palais。
そのシャンブルドットは、マルコヴィチ、カンデンスキーなどアーティストの名前のついた部屋が5室ほどあります。
アートをこよなく愛するオーナーのマダム・サヴィンヌはMilanoのファッション業界で活躍していた方で、彼女のセンスが輝く部屋には、世界各国のアートや工芸品、色彩豊かなインテリアで溢れています。
到着するとサロンに招かれ、南仏のロゼワインをご馳走になりながら、アートや建築、音楽や食、旅の話などバラエティに富んだ話題で盛り上がりました。
Prisで今やっている展覧会でこれは絶対見たほうがよいわよ、と教えてくれたものは、Parisに帰ってから見に行きましたが、どれも、素晴らしく、インスピレーションが湧くものばかりでした。
ParisやMilano,Veniceなど、休日には展覧会を見にあちこち飛び回っているそうです。
彼女のバイタリティと情熱、大好きなモノを大切に日々生活している愛情の深さに感動し、イキイキとした素敵な生き方のお手本を見せていただいたようでした。
バルコニーや部屋には植物がいっぱい。さりげない秋のアレンジメント・・・素敵です。
盆栽も大好きだそうで、ベランダ中盆栽を設えるのが夢、と教えてくれました。
朝食のテーブルセッティングも個性的な色彩。
その人ならではのセンスに触れることはとても心躍ることですね。
次の日の朝食後、お散歩に誘ってくれて、フランスで活躍する建築家 ジャン・ヌーベルがリノベーションしたホテルや、マダムが好きだという中世イタリアンスタイルの素敵なホテル、地元の食材が並ぶ活気溢れる市場などに連れて行ってくれました。
マダム・サヴィンヌに出会えたことがとても素敵な体験。
短い時間でしたが、楽しい時間を過ごしました。
今度は夏の演劇祭の時にぜひ訪れたいと思います。