今日は25度という初夏の気温。
そよそよといい風が吹いて、爽やかなしごき日和となりました。
しごきとは、捺染という染色手法の一番最後、仕上げの作業のことを言います。
型紙や筒、木版などで柄を付けて乾かした布の全体に地色の糊をかけて刷り込み、蒸して水洗いをするという一連の作業です。
Atelier Couleur染色教室では、今日は3人の方の作品を仕上げました。
銅製の蒸し器で約50分、色糊を付けた布を巻いて蒸します。
もうかれこれ18年も使っています。改めて、すごいな。
もうこの蒸し器を作る職人さんはいなくなってしまいました・・・
最も大切な道具のひとつです。
蒸した後、色糊を取る水洗いの作業をしています。
色止めした後、再び水洗いをした布。これで完成です。
ペンギンさんのハンカチとイチョウ柄のタペストリーが、青空に軽やかにたなびいています。
腰が痛いのも少し吹っ飛んだかナ?
お疲れ様でした。