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color's diary

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David Wells 夏の音展


先週の金曜日、眼鏡作家であるヤマシタリョウさんのご案内で、David Wellsの料理展示会「夏の音」に行ってきました。
David Wellsさんは青い眼の魯山人と言われている日本料理人。
日本の料理学校や料亭でも修業をした後、日本の食文化を独自の感覚で器・料理・時空間として表現する活動をしています。
友人と、せっかくだから浴衣を着ていこうと話していましたが、各地で集中豪雨や竜巻の被害のあった日。
どうしようかと迷っていたところ、出かける1時間前に雨は上がり、晴れ間が広がったので、着ていくことにしました。
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近江麻縮の浴衣と沖縄で制作している「自然布つだ」の津田明子さんのシルクの巾着袋。

会場は稲荷町にある江戸からかみの東京松屋さん、4階ショールームのオープンテラス。
真っ青なクロスの上にはお膳(レモンイエローに塗られた桐箱)と氷を彫刻したような箸置き。貝殻のような形をした唐津焼きのような花器に個性的な花が活けられて、海を感じるようなテーブルセッティングが成されていました。
同じテーブルに座った友人と、始めて会った2人の女性の5人席。
座るなり「これはなにかしら?」「このイメージはきっと・・・」などなど即座に会話が弾み始めました。
生暖かい風と、時々雨が降る、薄暗い空間。陰影礼讃。
先週までこの料理展のために有田で作っていた器に盛られた、彼が創作する料理の数々が、ゆっくりと風に乗って運ばれてきました。
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波が引いた後の砂浜を表現した器に水ナス・大根・雷瓜・人参の梅煮を盛った前菜。
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来日して始めて食して、感動したというもずく酢は杏をのせて。
もちろんガラスもDavidさん作。妖艶で美しい赤。
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こちらの花器のような器の中、底には・・・みんなで覗いて驚き。あら、へえ、おいしい。お揚げの生姜甘辛煮。
稲荷町に因んでだそうです。
器を持ち上げると下には南瓜のゆべしが隠されていました。そしてこの器には鈴が付いていて、ころん、と鳴るのです。

その後は、豆乳の寒天寄せに黒蜜かけ。淡雪のように楚々とした小さな四角い寒天の中には辛子が!
びっくり咽る人も・・・でもなんだか黒蜜の甘さと辛子の辛さが美味しい取り合わせ。

にしんと冬瓜の炊いたの。

鱧とニンニクの芽の南蛮漬け。

海老・ズッキーニ・小なすの天ぷら。

釜で炊いたご飯の上段と中段。上段はねっとりと甘くて和菓子のよう。

最後は有田で発明したというスイカ割器の上にのせたスイカ。スイカの上には塩寒天。
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Davidさん独特のおもてなしの世界。異時空間。
見たり、聴いたり、覗いたり、驚いたり・・・五感全てを使って味わい、楽しみました。
電車の中で我に還って、私たちいままでどこにいたんだろうね?まるで狐につままれたよう・・・
不思議な稲荷の夜でした。
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by cafecocon | 2009-07-31 01:08 | 展示会

7月25日土曜日の染色教室


先週の土曜日、ぎらぎら太陽が照りつけるしごき日和。
お教室では4人の生徒さんの楽しい作品が仕上がりました。
UPするのが遅くなってしまいましたが・・・本日ご紹介いたします。
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桜と波文様の手ぬぐいは同じ型でも、地色を変えると全く違った印象になります。
桜の中の白い花弁がとてもきれいに表現されていました。
型彫りと糊置きがとても上手なTさんです。
波文様のリピートの問題で途中苦労されましたが、災い転じて・・・上手くいきましたね。

気持のよいイエローグリーンに染まった綿布は、筒描きのぬくもりある線が味のあるクッションカバーになりました。ご主人が建築家のKさん。新居の素敵なお部屋に飾られるのでしょう。
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綿×麻×レーヨン混紡素材に型と木版で海の中のような柄を施した大判ストールは地色を白にして、爽やかな仕上がりになりました。作者のOさんにとってもお似合いです。

白地に赤と青の円と茶色のストライプが清々しいMさんの手ぬぐい。
マスキングで表現したストライプも綺麗に仕上がりました。次の手ぬぐいも楽しみです。

Atelier Couleur染色教室では2日間でデザインから染め上げるまでの工程を楽しめる体験レッスンも行っています。お好きな色を2色使って、ご自分のオリジナルデザインの手ぬぐいかコースターが染められます。
ぜひ、色糊捺染の型染めを体験してみてください。
Atelier Couleur染色教室
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by cafecocon | 2009-07-28 14:21 | 染色教室

夏の素敵なおもてなし


11年程前に、食いしん坊がご縁で繋がり、今でもお付き合いくださっている料理家の敬子先生。
私の展示会にも時々素適なご主人さまと一緒に来てくださいます。
念願叶って昨日、敬子先生のご自宅にお呼ばれし、素晴らしいおもてなしをいただきました。
ヨーロッパでの生活やあちこちご旅行されているお二人。
色々な国で味わい習われ、敬子先生のセンスで素敵に美味しくアレンジされたお料理の数々は、和洋問わず様々だそうです。
今日はイタリアンをご馳走になりました。敬子先生が教えてくださったお料理レシピ、みなさまにもご紹介したいと思います。フルコースです。
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食前にドライシェリーをクピクピっといただいた後・・・スプマンテをいただきながら・・・
先ずは枝豆の冷たいスープです。クリームグリーンが食欲をそそります。
昨日沢山茹でたから~と。その茹でた枝豆とフランスパンの白いところ、炒めた玉ねぎ、牛乳をプロセッサーにかけてとろとろにして冷やし、生クリームも入れるそうです。パンが繋ぎになって、とろんと冷たい喉越しが、青豆の爽やかさと美味しい初めの1品でした。
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もうひとつ冷たいスープ。ガスパチョです。
トマト、ピーマン、玉ねぎ、きゅうり、にんにく少々にフランスパンとオリーブオイル、ワインビネガーが入った、すっきり爽やかなガスパチョは、夏の暑い時に元気になるお味です。黒オリーブのブルスケッタを付け合わせに。
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ホタテとマグロのタルタルはみじん切りにしたケッパーと黒オリーブ、イタリアンパセリと塩コショウ、おいしい~いオリーブオイルでさっぱりと和えて。アンチョビやドライトマトを入れてもよいけれど、今日はさっぱりとね。とおっしゃっていました。
残ったマグロは薄くスライスして、オリーブオイルとにんにくスライスをのせ、カルパッチョのようにだしてくださいました。バーニャカウダのアンチョビソースといただいたのも美味しかったです。
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5番目のお皿は焼き黄ピーマンの詰め物です。白ワインをいただきながら・・・
和食でいう焼き茄子のような、ふんわりとろ~りの食感となっている黄ピーマンは、弱火で30分ほどじっくり焼いてそう成るのですね。中にツナとアンチョビのデップのようなものが詰まっていて、冷たーく冷やしてありました。バジルソースを添えて・・・あ~美味しい~
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茹でタコとセロリ、トマトのサラダです。
タコぶつ切りとシャリシャリセロリの食感、フレッシュトマトが気分をリフレッシュ。
この後、自家製パスタ2種が登場します。
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先ずはタコのトマトソース。パスタは国産の小麦粉にサフランを混ぜ込んで作ったお手製です。うどんのようなモチモチ感としこしこ感がなんとも美味しくて、細かーくプロセッサーで刻んだタコと玉ねぎ、セロリとトマトのソースと、サフランの風味が絶妙でした。地中海の味です。
パスタ伸ばしを少しお手伝いさせていただきました。1本1本ちぎっては伸ばします。
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こちらは白いパスタに豚ひき肉のホワイトソースです。
挽き肉はソーセージの中身を取り出して使ったりもするそうです。胡桃と松の実が香ばしく、ひき肉とホワイトソースとよく合うのですね。ここからアルザスの甘い香りの辛口赤ワインを頂戴しました。パスタととてもよく合っていました。
北海道のチーズと赤ワインを頂いた後、デザートまで!もちろん、お手製です。
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シャワシャワと涼しげなマスクメロンのシャーベットとクリーミィなヘーゼルナッツとチョコクッキーのアイスクリーム。エスプレッソまで頂いて。

美術家であるご友人との楽しい大人の会話。
ピアノをご趣味で(プロ並みでらっしゃる)弾かれるご主人の心地よいジャズの音色。
美味しいワインとお食事と・・・至福の一時でした。
人生をゆたかに暮らすためのヒントを沢山いただきました。
こんなふうにBlogで書かせていただくと、もう一度美味しさや楽しさが味わえますね。思わず力が入ってしまいました。やっぱり食いしん坊万歳です。
こんな素敵なご縁を頂けて、感謝します。
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by cafecocon | 2009-07-22 14:10 |

松屋銀座 涼を感じる暮らし展


7月21日(火)~8月10日(月)まで松屋銀座の7階シーズンスタジオにて「涼を感じる暮らし展」が開催されます。
竹の工房ろくり(大分県)・森脇けい子さんの茶盆添島勲商店(福島県)のイグサの敷物・スリッパ・ランチョンマットなど
一花(大阪府)の和紙小物(うちわ・コースターなど)
河上智美さん(茨城県)のガラスの器 ※こちらは7月28日~
Atelier Couleur 佐藤律子のシルクオーガンジー間仕切り・のれん
と暑い夏に涼を感じられるような日本の作り手によるリビングアイテムが登場します。http://www.matsuya.com

引き染め(刷毛染め)でグラデーションに染めたシルクオーガンジーはお部屋の間仕切りにすると、光を透過するその素材とシルク特有の上品な発色が空間をさりげなく彩り、活き活きとしてきます。
季節ごとに色を変えて、気分を変えるのも楽しいです。
特に夏場はブルー系のオーガンジーがゆらゆらと揺れると、涼しく心和みます。
今回はブルー~グリーンのグラデーション「Foret 森」
マリーゴールド~イエローグリーンの「Moegi」
ローズピンク~バイオレット~グレイの「Akanegumo」の3色で、
それぞれ90cm×180cmと43cm×180cmの2サイズを作りました。
上下に棒が通せるようになっています。
43cm幅は2枚合わせれば、のれんの様に使って頂く事が出来ます。
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シルクオーガンジー間仕切りの使い方はAtelier Couleur HPのSilk Organdyのページでご覧いただけます。

合成繊維とはまた一味違ったシルクオーガンジーのニュアンスに是非触れてみてください。
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by cafecocon | 2009-07-19 13:17 | 展示会

佐藤律子 染絹の衣展 「月宿る」


今日から7月ですね。
2009年ももう半年以上が過ぎてしまいました。
東京での展示会はこの7月で最後になります。
佐藤律子 染絹の衣展 「月宿る」は 7月8日(水)~14日(火)まで、
日本橋三越本店5階 J.スピリッツにて開催されます。
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写真のスカーフ:シルク羽二重ジャボ 「Lanancuras Red」
トップス:シルクサテンオーガンジーバイヤスブラウス 「Noir」
スカート:シルクタフタラップスカート 「月宿る」 

地上のあらゆるものをこう公平に照らす月。
暮れてから月が宿るまでの空と時間の色をシルクに染めて、
世界にひとつの衣ができました。
静かな空色・夜空の色をお楽しみください。

透明に輝く色彩の器やアクセサリー、ガラス造形作家の鶴田安芸子展も同時開催です。

合わせてご高覧いただけましたら幸いです。
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by cafecocon | 2009-07-01 12:51 | 展示会