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color's diary

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<   2009年 01月 ( 7 )   > この月の画像一覧

教室しごきの日


毎週土曜日に開校している染色教室。今日は仕上げの作業、しごきの日でした。

丸4年通われているFさんは、 手ぬぐいのベテランさんです。
何十枚の手ぬぐいを染められたでしょうか?
ブランドを持ってもいいほど、オリジナリティが出来てきました。
京都がご出身のFさんの作品を見ていると、きっと子供の頃から、微妙な日本の色や柄を見てきたに違いないと思わせます。
今回の手ぬぐいは、またいつもとは少し違った、斬新でモダンな色彩と図案。
洋服地にしてもかっこいいけれど、これが手ぬぐいというのが憎いです

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こちらは先々週の土曜日ご紹介した、Tさんの仕上がり作品です。
手をプルプルさせながら描いた、筒描きの作品、とてもきれいに色も入りました。
苦労も吹っ飛びますね。
素敵な青色の布になりました。

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今日は雨でしたので、室内に干しました。
横で、銀杏の柄の糊置きをしているYさんです。

こちらはお団子柄の暖簾を制作中のMさん。
合成紙を彫って型紙を作っているところです。
お団子のデザインとは、思いつかない発想。なんて楽しいこと考えるんでしょう。
みなさんの自由な発想に歓心を得ております。
ご実家に贈るという暖簾。きっと家族団欒の中で、笑顔が絶えないことでしょう。

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by cafecocon | 2009-01-31 17:53 | 染色教室

引き染め


今年も5月から展示会が各地で始まります。
その為の作品を制作する毎日です。
今日は、絹の羽二重を引き染めしました。
朱の入った赤とローズ寄りの赤2色の微妙なグラデーションで、ラナンキュラスという色名をつけました。
昨年、オークリーフさんでお勧めいただいたラナンキュラスの赤が見事で、その色を自分なりに再現してみました。
今日染めた羽二重は2枚重ねたスカーフに仕立て、今年の新しい作品の一つになります。
ドレープが入ったスカーフで「まるでラナンキュラスの大輪のようなシルクスカーフ」になる予定・・・です。乞うご期待?!

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着物を染める時に使う張り手に布を挟んで張り、刷毛で染液を何度も塗り重ねていきます。

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乾いては塗りを5~6回繰り返します。

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シルク用の酸性染料を調合して作る染液、染める時に使う刷毛と張り手です。
明日はこの染め上げた布を蒸して熱処理をし、色を定着させて水洗いをする作業です。
指先も真っ赤に染まっています。
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by cafecocon | 2009-01-29 00:41 | Atelier Couleur

昨日の光


今日は曇り空ですが、昨日までは晴れ晴れとしたお天気の日が続いていました。
アトリエに射す南東の光がシルクオーガジーの間仕切りに透けて、とてもきれいでした。

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黄色い光をたくさん浴びると幸せな気持ちになります。
時々意識して、眺めたり、思い浮かべて瞑想したりします。
しばらくやっていると顔がほころんできますよ。

アトリエ1階のギャラリーに年末に活けた蝋梅が咲き始めて、水仙の香りと共に春を感じられます。
涼しい場所であるということもありますが、もう3週間も経つのに・・・オークリーフさんのお花はいつも長持ちです。

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昨日アトリエ近くの庭に咲いている蝋梅を見つけたので、盗み撮りしました。

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寒い冬も、心を温かくしてくれるものは、そこらじゅうにたくさんありますね。
ありがとう。と思わずつぶやいてしまいます。
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by cafecocon | 2009-01-20 15:30 | 色彩

松野章弘展


陶磁器作家の松野章弘さんの展示会が田園調布のギャラリーたち花で始まりました。
初日はオープニングパーティもあり、友人のガラス造形家の鶴田さん陶芸家の田中さんと一緒に楽しんできました。
約450点あまりの磁器の作品が広々とすっきりしたモダンな空間に展示されていました。
web shop Cafecoconにも参加している松野さんの作品は、石膏の型に流し込んで制作する、とても手間のかかる工程を経て作られます。
うすい、うすい、和紙のような四角いお皿。卵の殻のように繊細でキュートな杯・・・
なめらかで美しい白。温かみのあるアイボリー。
それを表現するために、きめ細やかな技を託しています。

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今回はとっても持ちやすい、取っ手のマグカップが沢山登場しました。
その形は今までなかったもの。でも本当にとっても持ちやすいのです。
そして、新しい色合いのしましまシリーズ。
北欧のセーターのような、温かみのある色合いは、陶土にベンガラ色やベージュ、グレーなどを混ぜ込んで作られます。
磁土と陶土の融合がモダンです。

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松野さんの作品は、小さいものから大きいものまで、我が家の食卓に毎日顔を出します。
和洋中問わず、盛り付けると途端におしゃれになって、お客様の時も喜ばれるのです。
ちょっと料理の腕が上がったように見せてくれます。
松野さんの展示会は1月13日(火)~24日(土)まで、東横線田園調布駅より徒歩1分のギャラリーたち花にて開催中です。
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by cafecocon | 2009-01-14 17:19 | 展示会

教室初め


今日が今年初の染色教室でした。
アトリエでは黙々と作業をする生徒さんたち。
時々笑いの声。
楽しそう。
真剣に筒描きをするTさんにカメラを向けると、今日は調子が悪いのでだめです。
そんなことないですよ、きれいにかけてますよ。
それに写真では調子の悪さは映らないから大丈夫。
そうですね、じゃあいいですよ。
とぱちり。この写真、なかなかの達人に見えます。
そう、でも筒描きの作業はちょっと職人技。
柿渋で防水加工した三角錐の筒に色糊を入れて、細い先金の穴から、ケーキのデコレーションのように絞りながら絵を描いていくのです。
うまく描けるようになるまで少し時間がかかります。
パッケージや広告物のデザインのお仕事をされていたTさんは、ご自身の独特の世界観があり、3年以上になる染色デザインも、いつも爽やかで新鮮な感じがします。
そして着々と腕を上げています。
多目的に使える大きな布。仕上がりが楽しみです。

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Atelier Couleur染色教室 http://www.ateliercouleur.com
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by cafecocon | 2009-01-10 18:44 | 染色教室

熊谷聖司写真展 「おさらい」


2007年の9月に、東京で活躍するクリエーター12人が集まって「後の月●月の宴」という展示会を開催しました。
その時の仲間の一人である、写真家の熊谷聖司さんの個展に行ってきました。
小田急線参宮橋からほど近い、古い一軒家を手直しした、いい味わいのフリュウ・ギャラリー
一枚一枚紙焼きした、過去に撮られた写真が漆喰の壁にペタペタと貼られていました。

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これはなに?
あ~それね~覚えてないの。
そうだよね。これだけ一杯撮っていたら忘れっちゃうのもあるよねぇ。

りっちゃん、この花なんだと思う?
ポピーかな?
う~ん、あ、そうそうコスモスだ。コスモス。
そう言って、壁に鉛筆でタイトルをしゃらしゃらっと書いている。

これ欲しいんだけど・・・これはなにかな?
あ、それね。シャッター。
え?シャッター?この扇のようにRを描いて輝いているこれが?
そう、シャッター。このタイトルはシャッターって書くのはやめておこう。
そうだね。

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すべて1枚2000円で自分のものになるので、私はその美しく幻想的に輝くシャッターと、
メタリックペーパーというシルクのような光沢のある紙に陰画されたメリーゴーランドの頭を頂いた。私はガラスの香水瓶かと思ったのですが。
ぼんやりと、きらきら輝く、素敵な写真で、染色家の私としましては誘発されるのです。
私の写真ではとても表現できないので、ぜひ現物を見に行ってください。
熊谷さんの撮るものには、人物にしても、植物にしても、風景にしても、乗り物やモノにしても、目に見えないなにかが、じわじわと漂い写っているように感じます。
展示写真の合間のところどころに貼られたメモ書きも楽しいです。
そのメモ書きはとっても簡素なのですが、読んでいると、画像が浮かんでくるだけでなく、季節、気温、味やにおいも感じられてくるようです。
熊谷さんらしい、素敵な展示会でした。

2009年1月9日(金)~14日(水) フリュウ・ギャラリー http://www.flewgallery.jp
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by cafecocon | 2009-01-09 21:49 | 展示会

謹賀新年

新春のお喜びを申し上げます。

新しい年がみなさまにとりまして、明るく温かい年となりますようにお祈りいたします。

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今年も自然が織りなす色彩や造形に感動しながら、輝く色彩を作っていきたいと思います。
どこかでみなさまとお目にかかれますことを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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by cafecocon | 2009-01-06 17:52 | Atelier Couleur