昨日は久しぶりの休暇。
以前にも「
夏のおもてなし」でご紹介しました、料理家の敬子先生の新築されたお宅を拝見しにお邪魔しました。
イタリア・ドイツ・スイスなどで暮らし、世界中をご夫婦で旅してらした敬子先生の新しいお家は、世界中のものたちが沢山詰まっていて、まるで自分もその国を旅をしたような気分になります。
昨日はイタリアからのおみやげである、白トリュフと黒トリュフをふんだんに使った秋の香りのおもてなしを頂いて、夢のような楽しくおいしいひと時を、素敵な空間で堪能させていただきました。
現地の食材を熟知された敬子先生は、その素材を活かす絶妙なおいしい組み合わせと、私でもちょっとがんばれば真似できそうなシンプルな家庭料理を教えてくださいます。
この広々としたオープンキッチンで、これからお料理教室も再開されるそうなので、私もぜひ習いに行きたいと思っているのです。
今日のメニューは・・・
めかじきのフライに生クリームを合わせたマヨネーズと、白トリュフ入りはちみつとバルサミコのソース添え。イタリアの島で食べたという味を再現してくださいました。
2種のソースとサクッと串揚げにしたお魚の絶妙な組み合わせ!
フランス・アルザス地方リクヴィールという町の有名なレストランの日本人シェフが作ったフレッシュフォアグラのおみやげ。
こちらにも白トリュフ入りはちみつと、柔らかく煮たイチジク、自家製ブルーベリージャムを添えて、ブリオッシュと共に、もう絶品!
シャンパン用の葡萄の搾りかすから作るマールに葡萄果汁を加えて樽熟成させたシャンパーニュ地方の甘口の食前酒Ratafiatoといただいて・・・うっとり。
イタリアみあげのプロシュットもおいしくて、白ワインが進んでしまいます。
トリュフ登場!優しくまろやかなコンソメスープに黒トリュフがなんとも上品なお味です。
トレビスのリゾット。お野菜のほのかな苦みと甘みが爽やかにおいしい。
うす紫色がこれまた綺麗な楽しいリゾットでした。
自家製の手打ち卵麺に白トリュフをふんだんにかけてくださって・・・
味付けは無塩バターとパスタを茹でた時の塩分のみで、香りと食感を楽しみながらいただきました。
本当に麻薬のような?脳みそが麻痺するような、なんともいえないミステリアスな香りです。
デザートにはフランスみあげのフロマージュ、ちょうど今が旬のモンドール。
ブルーチーズはこれまた白トリュフのはちみつと一緒に、おいし~。
今回、登場回数の多いこの白トリュフのはちみつ、私もすっかり気に入ってしまい、早速今日伊勢丹で求めてきました。
イタリア・イナウディ社のもので、価格は2.100円。
お正月の実家へのおみやげはこれとチーズに決定です。
そして、リンゴのタルトのバニラアイス添えにモンブランとおいしいイチジク。
モンブランは和栗を茹でて、生クリームとお砂糖、バニラシュガーを加えて、今回はフードプロセッサーでクリーム状にしたそうです。
おみやげに茶巾にしたものもいただいたのですが、これもまたおいしかったです。
形で味が変わりますね。茶巾にするとお抹茶にも合いそうです。
ご主人さまの素敵なピアノ演奏を聴きながら・・・たしか、1曲目はスターダストメモリー・・・
至福のひと時。もうこのまま星屑になったっていい感じです。
こんなにおいしく幸せな思いをさせていただいて、私、いいのでしょうか!?
と帰りの、雨ざあざあの中歩きながら、にっこり笑っていた私でした。
敬子先生、雅人さん、ありがとうございました!