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color's diary

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2009年は静かな赤の年?

今年も残すところあと2日となりました。
毎年言っていますが、1年、あっという間に過ぎ去ります。
だけども、随分と色々な事がありました。色々やりました。
滞ることなく流れていたな、そして微妙だけれど変化しているなと思うのです。
だとすると、あっと言う間に感じる1年間も、十分に何かができるたっぷりとした時間なのだと思ったりします。
沢山の素敵なご縁に活かされましたこと、みなさまのお陰と心から感謝いたします。
新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。

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カメラが壊れてしまい、携帯で撮った写真・・・
南天のてりてりした赤がほのかに気分を高揚させます。

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ミニ鏡餅の後ろに立っているのは、ギャラリー旬のオーナーであり、アーティストでもある幸義明さんの展示会案内。生命力溢れる幸さんの作品からはいつも強い力をもらえる気がします。
2009年1月7日(水)~18日(日)まで、広尾 ギャラリー旬にて「字象字画」展を開催。

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15年前、幸さんの内装された独特な雰囲気のあるギャラリー旬に魅了され、ぜひここで展示会がしたいと営業に乗り込みました。
インドやタイ、アフリカの綿や麻に染めたこっくりとした赤の布を幸さんが目に留めてくださり、それからギャラリー旬ともう一つの山のギャラリー、Muuでお付き合いが始まりました。
私にとって、赤は始まりの色でした。

また、赤は血液の色。生命力溢れる色。情熱の色。お祝いの色・・・
赤い色を見たり、身につけたりすると元気が湧いてきたり、体温が上がったりします。
でも、自分に元気がない時は、重く感じたり、疲れたりもします。
色に押しつぶされてしましそうで、身につける気になれない時もあります。
赤にも茶色より、黄色より、紫よりと微妙に様々な赤がありますが、最近青味よりの爽やかな赤にひかれます。クリアな赤。
小物に赤を選ぶことが多くなりました。
「Rougir」~赤く染める~という真っ赤なタペストリーばかりの展示会をしたのも15年前。
やる気満々。あの頃の情熱とは今はちょっと違いますが、なんとなく、静かな情熱と言いますか?いや情熱という感じでもないな。
けれどもふつふつと、静かに何かが湧いてきている・・・
そんなことを感じる今日この頃です。
私は如実に使う色、作る色に、その時の精神状態が出てくるように思います。

2009年も輝く色彩を作っていきたいと思います。
どこかでまた、お目にかかれますことを楽しみにしています。
by cafecocon | 2008-12-30 15:09 | 色彩
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